この記事では、布おむつとおむつカバーの種類を説明します。
また、筆者が使ってみて、使いやすかった点などもお話していきます。
この記事を読むとわかること
- 布おむつの種類 (輪おむつ・成形おむつ・アメリカのPrefold)
- 布おむつ、それぞれの種類のメリット・デメリット
- おむつカバーの種類
- 3人布おむつで育てた筆者のおすすめ布おむつ
Contents
布おむつの種類
布おむつの種類は、日本では大きく分けて【輪おむつ】と【成形おむつ】があります。
それぞれメリット/デメリットがあるので説明します。
輪おむつ(さらしタイプ)
このタイプの布おむつは、さらしを切って両端を縫い合わせて作られています。
「輪」の形から「輪おむつ」と呼ばれています。
メリット
① 赤ちゃんの成長に合わせていろいろな形に折ったり使い方のバリエーションが多い。
② 洗濯の乾きがはやい。
デメリット
① 畳むのに手間がかかる。
筆者はアメリカでおさがりの布おむつを頂いたので、日本のものとは少し違います。
しかし、日本の輪おむつと似ている Flatfold というタイプを使っていました。
乾きがはやいので、好んで使いました。
Flatfoldは並行輸入品しかないので日本での購入は高くなりますが、洗濯は輪おむつより楽です。
成形おむつ
このタイプの布おむつは、形が出来上がっているので、折らずにそのまま使えます。
メリット
① 折らずに使えるので、初めてでも使いやすい。
② 洗濯が楽。
デメリット
① 洗濯後、乾くのに時間がかかる。
成形おむつにも形や素材がいろいろあります。
畳まなくていいので、干すときも片づけるときも楽ですね。
月齢が低く、うんちがゆるい時は輪おむつで赤ちゃんの身体に合った折り方をし、うんちが固まってきたら簡単な成形おむつに移行でもいいと思います。
アメリカの布おむつ Prefold
日本では見かけないタイプれすが、実は筆者はこのタイプが一番好きです。
このタイプは、真ん中部分が厚くなっており、折るのも簡単です。
メリット
① 吸収性がよい。
② 洗濯や畳むのが簡単。
③ 輪おむつのようにある程度形を変えることができる。
デメリット
① 乾くのに時間がかかる。
② かさばる。
③ 日本では購入しづらい (並行輸入品しかないため、値段も高い)
何よりも吸収性に優れているので、お昼寝の前はこのタイプを使うようにしています。
折って形を変えても使えるので、とても便利です。
特におしっこの量が多くなる頃にはこのタイプがお勧めです。
現在買えるのはAmazonだけです。(2022.3)
布おむつの種類 まとめ
輪おむつ | 成形おむつ | Prefold | |
---|---|---|---|
メリット | 折り方で形を変えることができる 乾きが早い | 初めてでも使いやすい 洗濯が簡単 | 吸水性が良い 洗濯が簡単 折り方で形を変えることができる |
デメリット | 洗濯の手間がかかる | 洗濯の乾きが遅い | 洗濯の乾きがおそい かさばる 日本での購入は高くなる |
おむつカバーの種類
おむつカバーにもいろいろな種類があります。
何サイズかで大きさが分かれているもの/フリーサイズとしてボタンで調節できるもの/マジックテープのもの/おむつカバーと成形おむつがセットで売られ、ボタンで取り付け可能なもの/おむつカバーにポケットがあり、ポケットに布おむつを入れて使うタイプ。
素材もポリエステル、綿など違いがあります。
ひとつひとつみていきましょう。
サイズの違い
写真上2つのおむつカバーはフリーサイズのものです。
ボタンがついているので、ボタンで大きさを調整できます。
左下、オレンジのものは生後3ヶ月くらいまで使用できる大きさです。
低月齢のときはサイズ感があっているので、フリーサイズを使うより使いやすいです。
右下のおむつカバーは生後0ヶ月~9ヶ月用です。
フリーサイズより少し小さいので、やはりこちらも低月齢のときはフリーサイズより使いやすいです。
ボタンで大きさを調節する
ボタンでサイズを調節できるおむつカバーは多く売られています。
また、おむつを留める部分もボタンのものも多いです。
こちらのおむつカバーはおむつを留めるボタンが1列です。
こちらはボタンが2列になっています。
1列タイプでも問題ありませんが、2列あったほうが足回りがおむつカバーと隙間なくできるので安心です。
※ 動けるようになるとおむつ替えも大変なので、結局1列しかボタンを使わないこともあります。
マジックテープタイプ
低月齢で動きが少ない時期はマジックテープタイプでもいいと思いますが、筆者はボタン派です。
ボタンの方がしっかりおむつカバーを留められる気がします。
また、マジックテープは洗濯を繰り返すことでの劣化も気になります。
※ ただ、アメリカで販売されている gdiaper は優れものだと思っています。一押しですが日本で購入できないのが残念です。
おむつカバーと成形おむつがセットのタイプ
写真のように、おむつカバーと成形おむつがセットになっているタイプもあります。
ボタンで布おむつをカバーに留めるため、中のおむつがずれなくてよいというメリットがありますが、ボタンのついている成形おむつを購入しないといけないので、タイプが限られてしまいます。
筆者は後述する、布おむつにポケットがついているタイプの方をお勧めします。
おむつカバーにポケットがついているタイプ
このタイプは、通常のように布おむつをカバーの上に置いて使うこともできますし、動き回っておむつ替えが大変な時期には、布おむつをカバーのポケットに入れてしまうことでおむつ替えが楽になります。
立たせたままでも替えられます。
この方法だと、カバーも常に濡れてしまうので毎回交換しないといけない点がデメリットでしょうか。
ただ、筆者はこのやり方が楽なので気に入っています。
先に布おむつをカバーにセットしているので、布おむつがよれてしまう心配もありません。
素材
素材もポリエステル、綿、外側がポリエステルで内側がマイクロファイバー、などといろいろです。
ポリエステルは乾きが早いので筆者は好んでいます。
おむつカバーにポケットがついているタイプは、内側がマイクロファイバーになっているので、赤ちゃんも濡れを感じにくく不快感が低いかもしれません。
おむつカバー まとめ
サイズ | 3種類くらい展開されている 低月齢では小さいサイズが使いやすい フリーサイズはボタンで大きさを調節 |
調節ボタン | おむつを留めるボタンは、2列あったほうが安心 |
マジックテープタイプ | 動きが少ない低月齢には〇 筆者の好みではなかった |
カバーとおむつがセットのタイプ | ボタンでカバーとおむつが留められる 筆者はこの機能はなくても問題なし |
おむつカバーにポケットがあるタイプ | おむつをカバーのポケットに入れられるので使い勝手が良い |
素材 | 乾きやすいポリエステルは〇 とくに素材にはこだわらなくてもいいと思う |
おすすめ
以上の点を考慮して、筆者のおすすめは…
どのおむつカバーでも使いやすく、乾きがはやい「輪おむつ」をそろえる。
(※筆者は洗濯は好きな家事の方です)
低月齢のときはおしっこの回数も多くなるので、洗濯を考えて30枚程度でしょうか。
月齢が高くなり、1回のおしっこの量が増え、予算の都合もつけば、Prefold をおすすめします。
おむつカバーのおすすめは…
サイズはフリーでもいいと思いますが、第2子以降も布おむつを使う予定なら、小さいサイズがあればいいと思います。
おむつを留めるボタンは2列あればいいけど、1列でも構わない。
布おむつを入れるポケットがついているタイプをおすすめします。
おむつカバーは、自分の好きな色や柄だと気分も上がるので、おしゃれなものを見つけてみてください。
まとめて買うならおしゃれなRinennaも良さそう。 おしゃれなつけおきバケツが選べるのが◎
輪おむつは手ごろな価格からオーガニックの高価なものまでいろいろ。オーガニックのものは肌にもよく長持ちしますが、試しに手ごろな価格のもので初めてもいいかも。
輪おむつ使用なら、パラソルハンガーが洗濯には良さそうですね。
まとめ
布おむつのまとめ
- 布おむつには輪おむつと成形おむつがある
- おむつカバーは小さいサイズのものから、フリーサイズまである
- おむつカバーはボタンで留めるもの、マジックテープで留めるもの、布おむつをカバーにセットして使えるものがある
- おむつカバーの素材も様々
それぞれのメリット・デメリットを比較して、自分にあったものを見つけてくださいね。