短期間の使用でしたが、使用した価値ありと感じた商品!
アメリカで元保育士、日本でも保育士・幼稚園教諭免許をもっている3児の母として、危険性も考慮したうえで使用したスヌーズのレビューです。
生後4ヶ月頃になると、寝返りができるようになってくる赤ちゃんも増えてきます。
そして、個人差もありますが、呼吸がしやすいうつ伏せ寝を好む赤ちゃんも出てきます。
まさに、うちの第3子がそうでした。
寝返りができるようになってからは、必ずと言っていいほど寝返ってうつ伏せで寝るようになりました。
この記事では、赤ちゃんのうつぶせ寝の危険性を解説すると共に、うつぶせ寝防止策として使用した「寝返り防止ベルト【スヌーズ(snoozzz)】」のレビューを紹介します。
夜の就寝時、大人が赤ちゃんの様子を見れないときが心配な方向けです!
赤ちゃんが起きている時間の寝返りのための使用は私は考えていません。
赤ちゃんの安全を考えて本商品を使用した結果、短期間でしたが安全・安心を買えたので良かったと思います。
\ ↓↓画像クリックで Amazon に飛びます。/
この記事がおすすめな人
- 赤ちゃんの止まらない寝返りに困っている人
- 赤ちゃんのうつ伏せ寝が心配な人
- スヌーズ(snoozzz)購入を考えている人
Contents
うつ伏せ寝が危険な理由
赤ちゃんのうつ伏せ寝は、窒息のリスクを高めるだけではなく、乳幼児突然死症候群のリスクも高めます。
1歳までは仰向けで寝かせるように厚生労働省、また、WHOでも言われているので、できる限り1歳までの仰向け寝を心掛けましょう。
乳幼児突然死症候群について詳しくはこちらの記事を参照してください。
-
参考乳幼児突然死症候群の原因は?赤ちゃんを守るためにできること
可愛い赤ちゃんが産まれて、睡眠不足と自分の時間のなさに疲れる中でも小さな命に幸せを感じる毎日。 この小さな命を大切に守り、育んでいきたいと親なら願わずにはいられないはずです。 この記事では、乳幼児突然 ...
続きを見る
1歳までの仰向け寝が推奨されていますが、とはいっても自分で寝返って、うつぶせ寝をしてしまう赤ちゃん。
私が働いていたアメリカの保育園でも、我が子のことで相談した小児科の先生も
「自分で寝返ってうつ伏せ寝をするのは大丈夫」
という回答です。
ただし、保育園では「顔が横に向いている」か、「5分毎の赤ちゃんの確認」といった家庭保育以上の厳しさで赤ちゃんの状況をチェックしています。
我が家が「スヌーズ(snoozzz)」を購入した理由
「自分で寝返ってうつ伏せ寝で寝るのは大丈夫」
と言われても、常に寝返ってうつ伏せ寝をする我が子は、夜は頻繁な確認ができないため、心配でした。
音もせず、なおしてもなおしても気づいたらうつ伏せ寝なのです。
そして顔を横向きで寝るならまだしも、顔の正面を布団に押し付けて寝ている姿をみて、対策を考えられずにはいられませんでした。
ネットで検索した結果、たどり着いたのがこの寝返り防止ベルトの「スヌーズ」です。
うつ伏せ寝・寝返り防止ベルト「スヌーズ(snoozzz)」とは
うつ伏せ寝防止ベルト「スヌーズ(snoozzz)」はオランダで開発された商品です。
- うつ伏せ寝
- ベビーベッドを登ってしまう
- 布団の中に身体が入っていってしまう
- 向き癖から頭が絶壁に
の4項目を防ぐと言われている商品です。
ベビー用マットレスや、ベビー布団など、ベビー用のものであればほとんどのもので使用可能です。
ベビー布団に固定するマットレスラップと赤ちゃんの身体に固定するラップが入っています。
使い方は日本語表記はありませんが、箱に写真付きの説明があるので理解できます。
\ 販売サイトで詳細を確認する /
「スヌーズ(snoozzz)」を使用した感想
実際に「スヌーズ」を使用した感想をお伝えします。
実際に使ったのは2カ月程度でしたが、使ってよかったと思っています。
「スヌーズ」を使ってよかった点を以下述べます。
スヌーズのメリット
- 赤ちゃんが寝返らない(寝返れない)
- 寝返りの心配がなく、親が安心して寝れる
- 赤ちゃんが不本意な寝返りで目覚めない
しっかり固定されて、赤ちゃんが寝がえりしない
「寝返り防止」を謳っている商品は他にもあり、使用したことはありますが、納得のいく効果があるものには出会えませんでした。
また、そのような商品は柔らかい素材でできていたり、寝返った場合、顔を商品に埋めてしまって事故になる可能性も感じていました。
「スヌーズ」はマジックテープが強力なので、かなりの力がないと寝返りはうてません。
もし「スヌーズ」で寝返りをうつとすれば、寝ている状態ではなく、覚醒してからかなり本気で寝返ろうとしないと無理なので、親も気づくはずです。
実際に我が子も、使用をやめた生後7ヶ月頃には、寝返りをうちたくて泣いていました。
また、布団本体にマジックテープでしっかりと固定ラップを巻き付けて使用するので、「スヌーズ」が外れる心配もなく、本商品使用による事故の危険性も低いと感じました。
親が安心して寝ることができた
赤ちゃんが寝返って、うつ伏せに寝ているのに気づくたびにヒヤヒヤしていましたが、「スヌーズ」を使うことで仰向けに寝てくれるようになったため、親の私も安心して寝れるようになりました。
赤ちゃんもよく寝るようになった
寝入ろうとしているのに寝返ってしまい寝付けなかった赤ちゃん。
「スヌーズ」を使用することで、特に入眠がうまくいくようになりました。
第3子でもある我が子は、抱っこなしでも一人で寝つける子だったので、「スヌーズ」で固定すると1分程度で寝入るときもありました。
「スヌーズ」にはスワドルとしての効果もあると言われているので、身体を包まれた安心感のようなものもあるのだと思います。
\ 販売サイトで詳細を確認する /
「スヌーズ(snoozzz)」のデメリット
結果として「スヌーズ(snoozzz)」を使用してよかったと感じていますが、「スヌーズ」にはデメリットもあります。
スヌーズのデメリット
- 使用期間が短い
- 洗濯するとシワシワに
- マジックテープの音がうるさい
長くは使用できない
「スヌーズ」のラップの固定の仕方はマジックテープです。
このマジックテープの粘着力がだんだん弱くなっていくのがデメリットです。
私は途中、100均で買ったマジックテープで補強して使用を継続しましたが、使用頻度と洗濯で私の場合2ヶ月ほどで使用を止めました。
マジックテープの粘着力が弱くなると、赤ちゃんが寝返りを打てるようになり、商品使用が事故の原因となると感じた為、使用はやめました。
デメリットに対する考え
私は少しでも安く購入するため、中古品を購入しました。
使用は10回程度されているもので、状態も良いと言われていましたが、「スヌーズ」に関しては新品購入をおすすめします。
やはりいくら状態が良いと言われていても、中古品の「スヌーズ」のマジックテープは既に粘着力が弱まっていたように感じました。
「スヌーズ」の使用は生後7ヶ月ごろ、使用開始から2ヶ月後くらいに止めました。
理由はマジックテープの粘着力が弱くなり、使用上の安全性が信用できなくなったからです。
そしてもう一つは、この頃から寝返りをうてないことに怒り、寝ていても目が覚め泣くことが増えてきたためです。
その結果、使用を止めましたが、7ヶ月くらいになると身体もしっかりしてきて、ずりばいやハイハイ、お座りもできてくる時期なので、うつぶせ寝に対する不安も減っていました。
生後5ヶ月頃のように顔を正面から布団に埋めるようなことはなくなり、就寝時もうまく顔の向きは調節していたので「スヌーズ」卒業となりました。
もちろん仰向けで寝てくれるのがベストですが、小児科の先生も「自分で寝返ってうつ伏せで寝るのは大丈夫」と言われています。保育園での対応も同じです。
ですので、うつぶせ寝も❝上手❞にしていたので、自然のままに任せることにしました。
もちろん、乳幼児突然死症候群のリスク低減にうつ伏せ寝以外のできる限りのことはしていました。
洗濯するとシワシワに
「スヌーズ」は洗濯をすると、結構シワシワになってしまうので、見た目がマイナスです。
商品パッケージのようなきれいな状態ではないですね。
アイロンがけをすればきれいになりますが、忙しい育児の中でそこまでできる人はなかなかいないと思いますし、見た目の問題がなければ使用には問題ありません。
また、洗濯して乾かすまでの間、「スヌーズ」使用はできないので、洗濯するタイミングを考える必要があります。
布おむつ使用の人は注意が必要です。
午後、布おむつでおしっこが漏れてしまった…となると、その日の夜は使用できなくなってしまいます。
マジックテープの音がうるさい
「スヌーズ」には強力なマジックテープが使用されているので、マジックテープをはがす音がうるさいです。
眠った赤ちゃんを「スヌーズ」に降ろして固定するときは、一回で固定できるようにしましょう。
固定の調節具合がうまくいかず、やり直しが必要な場合、マジックテープをはがす音で赤ちゃんが起きてします可能性が高いです。
とはいっても、マジックテープで赤ちゃんを固定するのは難しいことではないので、大体1回でうまく固定できます。
\ デメリットよりメリットがあった商品 /
スヌーズ(snoozzz)利用に関して気を付けてほしいこと
使用期間が短いというデメリットもありますが、一番心配だった時期に使用できたことがメリットだったスヌーズですが、商品使用には十分注意を払っていただきたいと思います。
乳幼児突然死症候群に関する記事でも書きましたが、乳幼児突然死症候群のリスクを下げるひとつの方法として、赤ちゃんの寝る場所には何も置かないことが基本です。
「スヌーズ」に限らず、このような商品を使うことは推奨されていません。
私も「スヌーズ」購入前に商品の安全性について調べましたが、商品開発会社が「安全」といっている以外に、権威ある機関からの安全性に関する情報は見つけることができませんでした。
そのため、私は商品購入後、お昼寝のときに商品を使用し、赤ちゃんが寝返らないか、危険に感じる箇所はないかを自分の目で確かめたうえで夜の使用を開始しました。
私の場合、赤ちゃんのうつ伏せ寝の仕方がとても心配だったので、「スヌーズ」を利用する方が安心できると判断しました。
商品購入・使用にあたってはそちらも十分に検討されてください。
スヌーズ(snoozzz)をお得に買うには
スヌーズ(snoozzz)の購入を考えているなら、アメリカのアマゾン「Amazon.com」からだと、円安でも送料込みで日本で購入するよりも1,000円もお得に購入できます。
(※2022年5月 $1=130円)
他の商品と一緒に購入すると、送料がお得になるので更にお得に買い物できます。
アメリカのアマゾン利用の仕方についてはこちらを参照ください。
まとめ
赤ちゃんのうつ伏せ寝は、窒息と乳幼児突然死症候群のリスクから考えて避けるべきです。
しかし、うつぶせ寝を好む子もいて、親も安眠できない日々が続く人もいます。
私は「スヌーズ(snoozzz)」を使用し、結果としてよかったと思っています。
育児グッズは赤ちゃんや家庭環境によって合う合わないもありますが、赤ちゃんのうつ伏せ寝が気になっているようでしたら、「スヌーズ」を検討してみてください。
メリット | デメリット |
---|---|
赤ちゃんが寝返りしない | 使用期間が短い |
親が安眠できる | 洗濯のシワが気になる |
赤ちゃんが良く寝る | マジックテープの音が気になる |