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子育て/育児

おしゃぶりは必要?メリット/デメリット 赤ちゃんを乳幼児突然死から守る【対策②】

おしゃぶりは赤ちゃんに必要?

これは私の周りでも話題にのぼるトピックで、メリット/デメリットも多く議論されています。

この記事では、おしゃぶりのメリット/デメリットをまとめるとともに、私が保育現場で見てきたこと・私が自分の子どものために決めたおしゃぶりの使用あり?なし?をお話しします

おしゃぶりに対してマイナスなイメージを持っている方もいると思いますが、この記事を読むとデメリットよりメリットの大きさに気づくことができると思います。

ぜひ最後まで読み、おしゃぶりの使用の検討をしてください。

この記事を読んでほしい人

  • これから出産を控えている家族
  • 赤ちゃんを育てている家族

おしゃぶりのメリット

tired mom holding a baby
おしゃぶりは赤ちゃんの心の安定をはかります

1.赤ちゃんの心の安定

赤ちゃんは生まれつき、吸い付く動作を本能として持っています。

エコーでも指をくわえている赤ちゃんの様子を見たことがある人もいるのではないでしょうか?

おしゃぶりで生まれながらに持ってい本能が満たされることで、赤ちゃんの心が落ち着くと言われています。

1人の保育士当たり4人の0歳児をみる保育現場でも、おしゃぶりは助かっています。すぐにはかまってあげられないこともあるので、おしゃぶりを一時的に使用して、赤ちゃんが落ち着くようにします。 月齢の高い子は、泣いているとき、自分でおしゃぶりを落ちに入れ、落ち着く子もいます。

2.寝つきがよくなる

おしゃぶりを使っている子は、入眠するときにおしゃぶりを必要とします。

そして、おしゃぶりを使うと入眠も早いです。

途中で起きてしまった時も、おしゃぶりを口に入れてあげるとまた入眠することが多いです。

保育の現場では、おしゃぶりを使うことで赤ちゃんを寝かしつけるのに時間がかからず助かります。赤ちゃんがなかなか寝ないと、お父さん・お母さんにもストレスですよね?なかなか寝付けない赤ちゃんも大変ですから、お互いのための「アイテム」として頼ることもありだと思います。

3.飛行機での耳抜き

これはあまり知られていないかもしれませんが、おしゃぶりを使うことで、赤ちゃんは飛行機の離着陸時の耳抜きができます

普段おしゃぶりを使っていない子は、急におしゃぶりを与えられても吸い付きません。

普段からおしゃぶりを使用していれば、飛行機に乗る際安心ですよね。

家族が遠くに住んでいて飛行機に乗る機会がある、または、旅行が好き、というようであれば、おしゃぶりは役に立ちます。

私の第1子はおしゃぶりを拒否だったので、おしゃぶりを使用していません。飛行機に乗る際は、離着陸時に耳抜きのため、授乳をしていました。

4.SIDSのリスクを低下させる

おしゃぶりにはSIDS (乳幼児突然死) のリスクを低下させるのではないかという研究が発表されています。

これは、「うつぶせ寝をさせている」「喫煙している」というハイリスクな環境にいる赤ちゃんにも有効とされています。

※うつぶせ寝や喫煙はSIDSのリスクを高めます。喫煙は控え、うつぶせ寝に関しては、医学的な必要がない場合はさせないようにしましょう。

しかし、なぜおしゃぶりがSIDSのリスクを低下させるのかは明らかになっていません。

「おしゃぶりを吸う」という行動が赤ちゃんにおこっているマイナーな発達問題を助けているという見解もありますが、おしゃぶりが口にあることで、そのでっぱりで赤ちゃんがうつ伏せになっても顔が布団に埋もれず、空気が確保できるというシンプルな意見も考えられます。

私は第1子出産時、SIDSのリスク低下という話を聞いて、おしゃぶりの使用を決めました。結局赤ちゃんは拒否したので使用していませんが、このおしゃぶりのメリットがもっと日本でも認知され、お父さん・お母さんがおしゃぶり使用の検討をできればなと思います。

おしゃぶりのデメリット

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おしゃぶりの使用は1歳ころまで

1.コミュニケーションの不足

まだ言葉を発せない赤ちゃんは、自分の不快を泣くことで表します。

大人は不機嫌であったり泣いている赤ちゃんを煩わしく思うこともあるでしょう。

おしゃぶりは、赤ちゃんの心を落ち着かせてくれるアイテムですが、おしゃぶりに頼りすぎることで、なだめたり、話しかけたり、歌を歌ったり…といったコミュニケーションの減少にもつながりかねません。

2.歯並びへの影響

おしゃぶりの数年にわたっての使用は歯並びに影響します。

2歳くらいには使用を中止できるようにしましょう。

3.発語への影響

おしゃぶりを使用することで、発語の機会が奪われてしまうことも懸念されます。

歯並びの視点からは2歳ころと述べましたが、発語の視点からでは、発語が始まる1歳くらいからはおしゃぶりの使用を控えるべきだと考えます。

4.おしゃぶり卒業が困難?

おしゃぶりの使用を考えている方の中で、使用に踏み込めないのは、この「卒業」が大変なのでは?と考えているからという人も多いのではないでしょうか。

おしゃぶりを頻繁に使用することで、赤ちゃんの依存も強くなります。

私がみてきた0歳児では、半数以上の子がおしゃぶりを使っていました。そして、園の方針としては、13ヶ月までにおしゃぶりの使用をやめさせるというものです。1歳くらいになると、外遊びもどんどん取り入れ、活動の内容も増えるので、おしゃぶりの使用は自然と必要なくなっていくのが現状でした。そして、お昼寝の時間には、疲れ切っておしゃぶりなしでも寝れるようになる子がほとんどです。

我が家のおしゃぶり事情

以上のメリット/デメリットを考慮し、自分の保育園での経験もあり、第3子にはおしゃぶりを使用させています。

第一に、SIDSのリスクを低下させること。

3人子育ての中で、おしゃぶりに頼って、赤ちゃんも母親もストレスフリーになったほうがいいのではないかという気持ち

実際上の子たちもおしゃぶりで赤ちゃんをあやしたり、寝付かせてくれました。

上の子たちも「寝させてくれてありがとう」というと、嬉しそうでしたよ。

そして、自分の保育園での経験から、1歳にはおしゃぶりはとれるだろうという確信があったからです。

現在10ヶ月の我が子は、おしゃぶりを全く使用していません。

ハイハイで動けるようになってからは、睡眠時以外は全く必要ありませんでした。

SIDSのリスクが一番高い生後2ヶ月~4ヶ月の間が一番おしゃぶりを使った時期でもあったので、ちょうどよかったのではないかと思っています。

おしゃぶり使用の注意点

1.使用開始時期

ミルク育児ならいつから始めても大丈夫ですが、母乳育児を目指しているなら、使用は生後3~4週間頃を目安にしましょう。

この期間は、あかちゃんがお母さんから母乳を飲めるよう慣れる期間として大切です。

2.清潔に保つ

おしゃぶりは口に入れるものですから、煮沸消毒や食洗器を使うなどして、清潔を保ちましょう

免疫がついてくる6ヶ月以降は、洗剤で水洗いだけでいいとも言われていますが、おしゃぶりの説明書に従って清潔を保ちましょう。

3.赤ちゃんに合ったものを

赤ちゃんの月齢にあったものを選びましょう。

また、劣化の恐れもあるので、使用期間を守りましょう

4.クリップを使う場合

おしゃぶりが落ちないよう、クリップで服などにとめておくこともあると思います。

その場合は、ひもの長さに注意し、ひもが首に巻きつかないように注意しましょう。

まとめ

以上、おしゃぶり使用に関するメリット/デメリット、そして筆者が第3子におしゃぶりを使うようになった経緯をお話ししました。おしゃぶりの使用を迷っている方は参考にされてみてください。

メリットデメリット
赤ちゃんの心の安定コミュニケーション不足
寝つきが良くなる歯並びへの影響
飛行機での耳抜き発語への影響
SIDSのリスク低下赤ちゃんのおしゃぶりへの依存
おしゃぶりのメリット/デメリット

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