赤ちゃんの育児にはかかせないおむつ。
この記事を読まれているということは、布おむつ育児に興味があるということではないでしょうか?
この記事では、布おむつのメリット/デメリットを紙おむつと比較しながらお話していこうと思います。
筆者の経験もお話していくので、参考にしてくださいね。
この記事がおすすめな人
- 布おむつ育児に興味がある人
- 布おむつ育児を取り入れるか悩んでいる人
Contents
布おむつのメリット
布おむつは経済的
布おむつは繰り返し使えるため、紙おむつと比べコストパフォーマンスが良いです。
初期費用は高くつきますが、長期的な視点では経済的です。
トレーニングパンツ移行目安の2歳までの2年間でみてみましょう。
布おむつを2年間 ➡ 約5.2万円~16.2万円
必要なもの | コスト計算 | 2年間の費用 |
---|---|---|
布おむつカバー | 1000円~3000円 x 10枚 | 約1万円~3万円 |
布おむつ | 200円~800円 x 50枚 | 約1万円~4万円 |
洗濯水道料 | 25円/日 x 2年 | 約1.8万円 |
洗剤 | 1000円~3000円/月 x 2年 | 約2.4万円~7.2万円 |
紙おむつを2年間 ➡ 約14.6万円~21.9万円
必要なもの | コスト計算 | 2年間の費用 |
---|---|---|
紙おむつ | 20~30円 x 10枚/日 x 2年 | 約14.6万円~21.9万円 |
※上記、布おむつと紙おむつの費用の計算はおおよそです。紙おむつの種類、布おむつの種類等により費用は変動します。
紙おむつは使う回数や期間によって費用は増えていく一方、布おむつは初期費用がかかるものの、その後は洗剤代と水道料だけです。
また、第2子以降も布おむつを使うのであれば、とても経済的だと言えます。
筆者は第2子以降は夜は紙おむつを使用しています。
夜だけでも3枚くらいは使うので、1ヵ月の紙おむつ代は2,000円くらいでしょうか。
1日10枚紙おむつを使うと、約6,000円/月なので4,000円/月 お得ですね。
布おむつの初期投資、約5万円と、夜の紙おむつ代年間約2,4000円で2年間にかかる費用は約10万円だね。
紙おむつ併用でも、紙おむつだけより2年間で4万円程度経済的だね。
第2子以降は、初期費用がかからないので、夜紙おむつの併用でも2年間で8,5000円くらいでしょうか。
2年間で6万円程度お得になります。
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赤ちゃんの身体に優しい
紙おむつの肌に触れる部分が合成繊維なのに対して、布おむつは綿なので、肌へのやさしさは歴然ですよね。
また、吸水性のいい紙おむつは、その性能に甘えておむつ替えが後回しになってしまうことも…
しかし、おしっこで重たくなったおむつは500gとも言われ、赤ちゃんにとってはとても重たいですよね。
(体重8キロの赤ちゃんが500gのおむつをつけているということは、体重48キロの大人にとって3キロもの重さに値しますよね)
その点、布おむつはこまめなおむつ替えが必要なので、赤ちゃんが「おしっこがたまって重くなったおむつで過ごす」ということはおきません。
おしゃれで可愛い
筆者も数多くのおむつカバーを持っていますが、おむつカバーって可愛いんですよね。
服を選ぶように、今日はどれにしようかな?と選ぶのも楽しいと思います。
布おむつ姿の赤ちゃんは可愛くて、ついつい写真に撮ってしまいたくなります。
ごみが減る
布おむつは洗濯して繰り返し使用するので、ごみがでません。
筆者の地域は、燃えるごみの回収は週2回です。
筆者は「夜だけ紙おむつ」なので、1回のごみ捨てのおむつの量は小さな袋1つ分です。
ですが、1日10枚程度紙おむつを使用していると、ごみ捨て時もずっしり重くなりますよね。
また、使用済み紙おむつは匂いも気になります。
そして、今世間でよく聞くSDGsの観点からも布おむつは優秀です。
紙おむつはおしっこを吸収しているので、燃やすのにもよりコストがかかります。
布おむつを使うことは環境にも優しくなります。
おむつ外れが早い?
紙おむつはおしっこをしても赤ちゃんが不快感を感じないように作られている一方、布おむつは排せつにより赤ちゃんが不快感を感じます。
この不快感を感じて育つ経験がおむつ外れの早さに関係しているのではないかという記事をよくみかけます。
布おむつで育児を体験した筆者としては、布おむつ育児でおむつ外れが早いのも一理あると思っています。
実際に私の子どもたちもおむつ外れは早いほうだったのではないでしょうか。
第1子は2歳4ヶ月頃から失敗しなくなっていました。
(トイレトレーニング期間は1ヶ月くらいです。2歳4ヶ月では、おむつを濡らさず、連れて行けばトイレで排せつできるようになり、2歳半くらいで自分からトイレへ行けるようになりました)
では、それはなぜなのでしょうか?
もちろん、個人差があることですが、親の取り組み方が影響するのではないかと筆者は思っています。
布おむつ育児は紙おむつに比べて大変な面もあるので、①早くおむつを外したいという親の思い、
頻繁なおむつ替えに慣れているので、②頻繁にトイレへ連れていくことが苦ではない、
そして、布おむつ使用時には布おむつの濡れを意識して生活しているので、③子どもの排せつに敏感になっている、
といった親の心理や日常の行動が、おむつを外しやすい環境作りへと影響していると考えます。
子どものおむつが外れると、育児もまた少し楽になりますよね。
スキンシップの増加
育児に家事にと、赤ちゃんがいる生活は想像しているよりも忙しいです。
そんな中で、頻繁におむつをチェックして交換する布おむつ育児では、自然と赤ちゃんとのスキンシップの時間が増えます。
布おむつのデメリット
手間がかかる
布おむつは排せつのたびに交換の必要があるので、おむつ替えの頻度は紙おむつに比べて高くなります。
また、特にうんちの際は、一度洗ってから浸けおきすることになるので手間がかかります。
毎日の洗濯も手間と感じる部分です。
紙おむつより漏れやすい
紙おむつのように吸水体が使われていない布おむつは、頻繁な交換が必要です。
ちょっと油断している間に服まで濡れてしまったということも時々起きてしまいます。
長いお昼寝から起きたら服も布団も濡れていた!なんてこともあります。
(そのため、筆者は第2子以降、夜と外出時は紙おむつにしています)
「漏れ」に対しては、頻繁におむつをチェックすることと、使っていくうちに自分流の「布おむつをうまくセットするやり方」が身についてくることで減らすことができます。
まとめ
以上が布おむつのメリット/デメリットです。
布おむつのメリット | 布おむつのデメリット |
---|---|
経済的 | 手間がかかる |
赤ちゃんに優しい | 漏れやすい |
おしゃれで可愛い | |
ごみが減らせる | |
おむつ外れが早い | |
スキンシップの増加 |
筆者は、第1子育児では夜間も布おむつを使用したり、頑張っていたのですが、やはり大変だったので、第2子以降は紙おむつを併用しながら、自分にあったペースで布おむつを活用しています。
布おむつを使っていくうちに自分に合ったやり方がわかってくるので、興味があれば挑戦してみてくださいね。